秋の夜長に観たい名作映画2選 悩みも吹き飛ぶパワフル映画編

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生きていれば、だれでも悩みの一つや二つ抱えているもの。
「なんで、私ばかり、こんな思いをしなくちゃいけないの?」
と悩みに苦しんでいるあなた。

今回、ご紹介する映画の主人公たちは、計り知れない試練を負いながらも、必死で生きようとする女性たち。

彼女たちの生き様を目にしたとき、世間の荒波を乗り切るヒントが隠れているかもしれません。

「風と共に去りぬ」今日が最悪の日でも、明日は新しい一日が始まる

アメリカ南部、ジョージア州アトランタ。大きな荘園の3人姉妹の長女スカーレット・オハラ(ヴィヴィアン・リー)は、近隣でも有名な美しい娘。年頃の青年は、みなスカーレットの興味を引こうと彼女の周りに集まってくる。

ちやほやされ、わがままに育ったスカーレットだが、南北戦争がはじまり、奴隷制度を筆頭に、南部の上流社会は、崩壊を迎えることになる。美しく、気の強い娘スカーレットが、家族を養い、混乱の時代を乗り越えて生き延びる姿を、ドラマティックに描いたパワフルストーリー。

なんといっても、主演女優のヴィヴィアン・リーが、この世のものと思えないほど美しい。恋する人を見つめる彼女のまなざしの中には、炎が燃えているよう。二人の男性レット・バトラー(クラーク・ゲーブル)とアシュレイ・ウィルクス(レスリー・ハワード)の間で揺れる女心を見事に演じています。

スカーレットは、故郷の土地タラを守るためなら、なんでもできるという気概のある女性。目的達成のためには、女の武器も使い、時には、実の妹さえ裏切れる。少々、自己中心的ではありますが、混乱の時代を生き延びるために、彼女のできる精一杯のことをしただけなのです。

周りにいる女性からは「嫌われる女」ではあります。女性の社会に入り、編み物をして、ゴシップを語り合うよりは、男性とビジネスで張り合う方が、性にあっているというタイプの女性です。

「男性と同じように働いているのに、評価されない」と、悩んでいる方は、スカーレットのビジネス法を参考にするといいかもしれません。細部に気がついたり、無駄を省いたり、心地よさを追及したりと、女性らしさを生かした働き方を有効に使うことも大切な要素。

スカーレットの素晴らしいところは、どん底を味わいながらも、這い上がり、成功した女性であるということ。象徴的なのは、北軍に略奪され、食べるものも何もなく、空腹に耐えかね畑に残った食物の根っこを食べるシーン。

「もう、二度と飢えに泣きません!」と神に誓うスカーレットの姿をみれば、「私だって、もっと頑張れる」と、明日を生きる活力が沸いてくるのです。

「レ・ミゼラブル」試練の連続で絶望・・・それでも生きていくしかない

同名ミュージカルを映画化した2012年版をご紹介いたします。

ジャン・バル・ジャン(ヒュー・ジャックマン)は、貧困ゆえに1つのパンを盗んでしまう。投獄され、脱獄を繰り返すうちに、いつしか刑期が19年におよぶことに。

刑期を終え、出所し、ミリエル神父との出会いにより、心を入れ替え、正しく生きることを誓ったジャン。マドレーヌと名前を変え、小さな町で工場を起こし成功させ、市長にまで出世する。

しかし、刑事ジャベール(ラッセル・クロウ)は、悪人は会心などしないという考え方。執拗にジャン・バル・ジャンを追いかけ、追い込んでいく。フランス革命の混乱にも巻き込まれ、ジャンの人生はどうなるのか・・・

ジャンの人生も壮絶ですが、彼の工場で働く女工ファンテーヌ(アン・ハサウェイ)の人生もかなりの試練と不幸の連続。男にだまされ、妊娠したファンテーヌは、娘をテナルディエ夫妻という最悪の人物に預けることになってしまいます。

さらに、工場をクビになってしまい、娘への仕送りに困ったファンテーヌは、売れるものは髪まですべて売り尽くし、あとは自分の体だけになり・・・

ファンテーヌが、自分の体を売った後に歌う「I dream a dream」は、震えるほど心に響いてきます。

~若いときは、夢にあふれていて輝いていた。今は、夢は引き裂かれ、消え去り、恥辱だけが残ってしまった。~

と涙ながらに歌うアン・ハサウェイの姿に、女性ならば誰しも涙すること確実。ファンテーヌの試練の重さに、彼女に比べれば、自分の悩みなどちっぽけなものと感じることでしょう。

試練に向き合っているときは、心底苦しく辛い日々が続きます。とにかく、逃げずに向き合い、そして、自分のできる精一杯をやってみるしかありません。

主人公ジャン・バル・ジャンの試練続きの人生。最後を迎えるときどうなるのか。映画のラストで、彼が人生を終えるとき、「救い」が描かれているのです。

名作映画と言われる映画には、観たものを勇気づける力があります。

だからこそ、人生の転機に何度でも観て頂きたい、この2つの映画。

何回見返しても、新たな発見があり、心にグサリと響くシーンばかり。

そういうお気に入りの映画を、何本か持っておくことをおススメします。

きっと、あなたの宝物となり、人生のツライ時期を乗り切る手助けとなってくれることでしょう。